Javaプログラムを作成するには、javacというコンパイラを起動しなければなりません。javacはインストールしたJavaの開発環境のどこかにjavac.exeという名称で保存されています。一般的には、「C:\Program Files\Java\jdkバージョン\bin」に保存されているはずです。このjavacにJavaプログラムが記述されているソースファイル(.javaファイル)を引数に渡すことで、クラスファイル(.classファイル)が生成されるのです。
この一連のコンパイル作業を行うとき、コマンドプロンプトを開いて、javac.exeのフルパスを毎回記述して実行するのは、とても面倒なことです。それを解決するのが、環境変数「PATH」の設定です。PATHは、Windowsの設定項目の一つで、「コントロールパネル」→「システム」→「詳細タブ」→「環境変数ボタン」をクリックすると設定画面が表示されます。
Windowsの中には、javac以外にもたくさんのプログラムが保存されています。それらをいちいちフルパスで記述していては非効率な操作となってしまいます。そこで、プログラム名だけで起動できるように、あらかじめプログラムが保存されているフォルダ(パス)を設定しておく機能が、環境変数「PATH」なのです。
普段はあまり意識する必要はありませんが、同じようにパスの設定ということで、「CLASSPATH」にも触れておきましょう。
前述の「PATH」という環境変数は、Javaではなく、OSが使うための設定でしたが、「CLASSPATH」は、Javaが使う専用の環境変数になります。Javaプログラムを作成し、コンパイルが完了したら、「java HelloWorld」とコマンドプロンプトに入力することでそのプログラムを実行することができます。「java」とはJavaプログラムを実行するための仮想環境プログラムで、それに「HelloWorld」という自分で作成したJavaプログラム名(クラスファイル名)を引数として渡すことで起動します。
ここで、さきほどの「PATH」と同じような現象がおこります。「HellowWorld」がどこに保存されているのかをJavaがわかっていなければ、それを実行することはできません。「CLASSPATH」は、Javaにクラフファイルがどこに保存しているのかを伝える役割があるのです。
なお、冒頭に意識する必要がないと言ったのは、CLASSPATHの設定が無い場合は、カレントディレクトリを参照するようになっているからです。最初のうちは、Javaとクラフファイルは同じフォルダに保存して勉強する人が多いでしょうが、本格的にプログラミングを開始するとそうもいかなくなってきますので、概念は理解しておきましょう。
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